金持ち弁理士、貧乏弁理士。

投資信託及び海外ETFによるインデックス投資により資産形成を目指します

20年前のアップルとGE

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 現在、私は、確定拠出年金iDeCo)及びつみたてNISAで積立て投資を行っています。iDeCoについては60歳まで引き出せませんし、つみたてNISAについても非課税期間が20年間です。したがって、iDeCoやつみたてNISAは20年以上先の自分に向けた投資ということになります。

 20年は長いですね。20年という期間を想定したときに、20年前から今までどのように株価(指数を含め)が動いてきたか、どのような企業が伸びてきたか等を考えたりします。そういうことを考えていると、個別株投資は難しいなと感じます。 

 

 1.20年前のアップル

 米国株関連のブログでは、バフェットがアップルの株を買い増していたことが明らかになって、話題になっていますね。今でこそ時価総額世界一のアップルですが、20年ほど前はどうだったでしょうか。簡単に振り返ってみましょう。  

 業績が低迷していたアップルにスティーブ・ジョブズ氏が再び復帰したのが1997年。今から21年前ですね。その後、1998年、iMacの発表。話題になりました。

 少し上向きましたが、Windowsマシンのシェアを大きく奪うまでにはいかなかったと記憶しています。このとき、まだiPodiTunesも出ていません。この頃のアップルは積極的に買えないな~。

 2001年に、iPodiTunesを発表します(日本でのiTunes開始は2005年)。なお、2001年会計年度通年(2000年10月~2001年9月)の決算は、リストラ費用等の計上もあり、2500万ドルの純損失。しかも、憶えている方もいると思いますが、日本ではガラケーの「着うた」の方が当初は優位性があって、アップルの優位性は日本で実感するのは若干遅れてたように思います。

 

 

2.その頃の世界時価総額一位は、、

  2000年、2001年の世界時価総額一位はゼネラル・エレクトリック(GE)」です。私はこの頃学生でしたが、当時ジャックウェルチ氏の経営が絶賛されており、彼の経営手法に関する書籍も本屋に並んでましたね。

 その分野で市場シェア2位以上を取れていない事業は撤退させるという「選択と集中」は日本でも真似しようとした企業があったように記憶しています。あまりうまくいった例は見なかったような気もしますが。。

 さて、そのGEも、今、苦戦を強いられています。最近の決算の発表は良くて少し株価は戻ったようですが、昨年は大きく株価を下げて、配当も減配。米国株ブログ界隈でも話題でした。

 2000年の頃から考えたら、今のGEの状況は想像もできないですね。ほんと、個別の企業の10年、20年先は読めません。個別銘柄の長期投資はいくら現在が良い状況でも手を出しにくいです。

 というわけで、インデックス投資を長期で行っていきたいと思います。

 

 それでは良い一日をお過ごしください。

 

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