金持ち弁理士、貧乏弁理士。

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今のFAAMGは適正な株価??

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おはようございます。

今をときめく「FAAMG(Facebook, Amazon, Apple, Microsoft, and Google)」。これらの銘柄は、今、アメリカの代表的な指数であるS&P500を牽引しています。しかし、FAAMGの株価はバブルであり、崩壊するのではという意見もちらほらあります。

 1.ゴールドマンサックスのメッセージ

上記のような意見に対して、ゴールドマンサックスは「過去とは異なる」と述べています。
www.bloomberg.co.jp

この記事の元となったデータは、以下のレポート「米国テクノロジー株式 - バブルの兆候みられないFAAMG相場」(PDFデータ)で確認することができます。

過去と比べると、時価総額トップであるアップルのウェイトがそれほど高くない点、過去のバブル(ニフティ・フィフティ、ITバブル)時のPERと比較しても、FAAMGがそれほど高くない点などが根拠となっているようです。ただ、過去と比べても、アマゾンのPERは十分に高いと思います 苦笑。

2.適正なのか、バブルなのかはわからない

私としては、今のFAAMGの株価が適正なのか、バブルであるのかはわかりません。しかし、「過去とは違う」という意見が出てきたときは要注意であると思います。ITバブルのときもそうでした。楽観的な意見が出たときは、近い将来に調整局面が来ることの前触れのような気がしてなりません。

ジョン・テンプルトンの名言を思い出します。

四つの単語でできた言葉の中で、最も高くつくものは「今度ばかりは違う(This time it’s different.)」である。

皆さまは、ゴールドマンサックスのレポートをどのように感じますでしょうか?

FAAMGのS&P500等の指数に占める割合は高いですし、これらが調整すると、投資家の心理面に影響を与え、市場全体が冷え込む可能性はあります。短期で投資している人にとっては気になるところでしょう。

これに対して、私は、長期でインデックスに投資している身ですので、このような調整が来ても淡々と積立て投資を続けるだけです。そのうちFAAMGの勢いもなくなり、S&P500も調整が来ると思いますが、そうであっても、しばらくの期間を経て、また上昇すると思います。

アメリカの強みは、このような調整局面を経て、時代ごとに指数を牽引する企業が生まれてくることです。それを信じて、淡々と積立て投資を続けたいと思います。

 それにしても、わざわざFAAMGにスポットを当てて、バブルではないと主張するゴールドマンの意図はどこにあるんでしょうね。そういうのを考えるのもまた面白いですね。

  

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