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投資信託及び海外ETFによるインデックス投資により資産形成を目指します

ダウ平均の基本的な事項の紹介。そして、S&P500との比較。

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おはようございます。

今日は「ダウ平均(ダウ工業株30種)」の紹介です。最近、1世紀余りにわたって構成銘柄に組み入れられていたジェネラル・エレクトリック(GE)がダウ平均から除外されたことでも話題となりました。

 1.ダウ平均(ダウ工業株30種)とは

ダウ平均は、S&P ダウ・ジョーンズ・インデックスが算出するアメリカの代表的な株価指数であり、米国経済を代表する30銘柄で構成されています。

1896年にDow Jones Industrial Averageの算出が開始されましたが、このときは12銘柄でした。その後、1928年に30銘柄になっています。

ダウ平均は、株価平均型株価指数です。この点において、時価総額加重平均型の株価指数であるS&P500とは異なります。

2.構成銘柄

ダウ平均の銘柄選択は指数委員会により行われます。厳密なルールはないですが、指数委員会は、持続的な成長の実績、セクターを代表する企業かどうかなどを考慮して銘柄を選択しています。

以下が現在の30銘柄となります。先日GEが除外され、新たに、ウォルグリーン(WBA)が採用されました。なお、以下の表はティッカーのアルファベット順になっています。採用日は、Wekipediaを参照しました。

  ティッカー 会社名 採用日

1

AAPL アップル 2015年3月19日
2 AXP アメリカン・ エキスプレス 1982年8月30日
3 BA ボーイング 1987年3月12日
4 CAT キャタピラー 1991年5月6日
5 CSCO シスコシステムズ 2009年6月8日
6 CVX シェブロン 2008年2月19日
7 DIS ウォルト・ディズニー・ カンパニー 1991年5月6日
8 DWDP ダウ・デュポン 2017年9月1日
9 GS ゴールドマン・サックス 2013年9月20日
10 HD ホームデポ 1999年11月1日
11 IBM アイ・ビー・エム 1979年6月29日
12 INTC インテル 1999年11月1日
13 JNJ ジョンソン・エンド・ジョンソン 1997年3月17日
14 JPM JPモルガン・チェース 1991年5月6日
15 KO ザ コカ・コーラ カンパニー 1987年3月12日
16 MCD マクドナルド 1985年10月30日
17 MMM スリーエム 1976年8月9日
18 MRK メルク 1979年6月29日
19 MSFT マイクロソフト 1999年11月1日
20 NKE ナイキ 2013年9月20日
21 PFE ファイザー 2004年4月8日
22 PG プロクター・アンド・ギャンブル (P&G) 1932年5月26日
23 TRV トラベラーズ 2009年6月8日
24 UNH ユナイテッド・ヘルス 2012年9月21日
25 UTX ユナイテッド・テクノロジーズ 1939年3月14日
26 V ビザ 2013年9月20日
27 VZ ベライゾン・コミュニケーションズ 2004年4月8日
28 WBA ウォルグリーン・ブーツ・ アライアンス 2018年6月26日
29 WMT ウォルマート・ストアーズ 1997年3月17日
30 XOM エクソンモービル 1928年10月1日

3.銘柄のウェイト

ダウ平均(ダウ工業株30種)は、上述したように「株価平均型」の指数ですので、株価の高い銘柄の動きに大きく左右されます。ウェイトの詳細は、以下で確認することができます。

Dow Jones Industrial Average (SM) Component Weights - indexArb.com

以下は、2018/7/2時点での指数内でのウェイト上位10社です。ボーイングが9%台と最も高くなっています。なお、上位10社で50%を超えており、上位の銘柄の値動きが大きく影響します。

1 ボーイング 9.38%
2 ユナイテッド・ヘルス 6.90%
3 ゴールドマン・サックス 6.23%
4 スリーエム 5.45%
5 ホームデポ 5.41%
6 アップル 5.22%
7 マクドナルド 4.38%
8 アイ・ビー・エム 3.90%
9 キャタピラー 3.80%
10 ビザ 3.70%

4.チャート

ここ15年程度でのダウ平均(DJI:)のチャートです。比較として、S&P500(GSPC:水色)のチャートも載せました。

ダウ平均は、リーマンショックを経ても右肩上がりで成長を続けています。S&P500と比較すると似たような動きになっています。

同じような動きになる理由として、ダウ平均の銘柄はS&P500にも採用されている点が挙げられます。6月末時点において、ダウ平均に採用されている30社のS&P500におけるウェイトの合計は約28%でした。

30社でS&P500の30%程度の時価総額を占めていますので、30社の値動きがS&P500にも同様の影響を与えていると考えられます。

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出所:Yahoo Finance

 

次に、より長い期間(20年、30年)でのリターンを数値で見てみます。以下が、ダウ平均のリターン及びリスクです。引用元はmyINDEXとなります。

  20年 30年
リターン 5.20% 8.60%
リスク 14.50% 13.90%

引用元:『ダウ平均 インデックス』 |株価指数

 

比較として、S&P500のリターン及びリスクも載せます。 20年、30年で見ると、ダウ平均の方が、若干ですがS&P500よりもリターン及びリスクの数値が良いです。

  20年 30年
リターン 4.60% 8.00%
リスク 14.80% 14.00%

引用元:『S&P 500 (配当なし) インデックス』 |株価指数

 

5.ダウ平均連動のETF又は投資信託を買うなら

5.1 投資信託

投資信託で低信託報酬の商品を選ぶとなると、以下の2つになると思います。

私は、SBIでiDeCoをやっているのですが、iFree NYダウ・インデックスが対象商品に入っているので、ニッセイ外国株式と共に、iFree NYダウ・インデックスも積み立てています。

現時点では、iFreeの方が純資産額(約65憶:2018/7/2時点)も多いので、以下の2つからどちらかを選ぶなら、iFreeが良いと思います。

  1. iFree NYダウ・インデックス(信託報酬0.225%(税抜き))
  2. たわらノーロード NYダウ(信託報酬0.225%(税抜き))

5.2 国内ETF

国内のETFだと以下の商品になると思います。国内ETFは、上記の投資信託よりも信託報酬が高いです。長期で投資するなら、iFreeを選択した方が良いように思います。

  1. 1546 NEXT FUNDS ダウ・ジョーンズ工業株30種平均株価連動型上場投信(信託報酬0.45%(税抜き))
  2. 1679 Simple-X NYダウ・ジョーンズ・インデックス上場投信(信託報酬0.60%(税抜き))

5.3 海外ETF

NYSE 上場の海外ETFだと、「DIA」になります。経費率は0.17%になります。

 

6.まとめ

ダウ平均とS&P500とを比較してみましたが、パフォーマンスが良いですね。ダウ平均は、指数委員会で銘柄選択を行っていますが、この銘柄選択が割とうまく機能しているんでしょうね。

あまり厳格なルールで銘柄選別を行ってない印象も受けますが、セクターもある程度分散されて、代表的な企業が組み入れられているのが上記のリターンを生み出している理由かもしれません。今回も低迷していたGEを外しましたが、今後ダウ平均がどのように動いていくか注目したいと思います。

S&P500と同様にこの指数に連動する商品を長期で保有することも一案ですね。

 

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以前の記事です。S&P500について紹介しました。 

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