金持ち弁理士、貧乏弁理士。

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株式が調整局面のとき。運用指針を見直してみよう。

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おはようございます。

昨日、日本株式及び米国株式は少し戻しましたが、10月に入って日本株式及び米国株式は大きく下げています。

今回の調整が心理的に負担になっている場合、運用指針を見直してみるのも大事かと思います。

 1.運用指針の策定で最も効果的なもの

「敗者のゲーム」(チャールズ・エリス著)では、「成功する運用基本方針策定のポイント」が記載されています。

その「第1段階」として、

自分自身の長期運用目的の確認と、その達成のために望ましい資産配分比率の策定・・・株式・債券などへの配分

の重要性が記載されています。

個別ファンドの選択や個別銘柄の選択はコストがかかる割に効果はあまりなく、上記の第1段階が最小コストで最大の効果を生み出すと述べられています。

世界株式を対象としたVTがいいのか、いや米国中心でS&P500連動のファンドがいいのか、そんな議論もされますが、それよりも前にまず大事なのは、長期の目的から株式と債券の配分などを決定することです。

 

2.調整期に耐えうる設計となっているか

特に、株式の調整局面が来ると、株式と債券の配分が大事だなと感じます。

私も該当しますが、最初は自分のリスク許容度を高く見積もっていて、実際に調整局面が来ると狼狽えてしまいます。

こういった調整局面で自分のリスク許容度を再度確認することは大事だと思います。

「敗者のゲーム」でも運用指針を決定した後のチェックポイントの1つとして、

常識が覆されることの多かった過去50年間、特に2008年を含めた各々の混乱期に運用していたとしたら、あなたは実際にその方針を堅持することができたか?

と記載されています。

今回の調整は、まだリーマンショックに比べると迫力不足でまだまだですが、自分の運用指針、特にリスク許容度を確認して株式と債券の比率を見直すには良い機会だと思います。

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