おはようございます。
「貯金ができない」と悩みがある方は、お金を普段の給与口座から別の口座に移動させてはどうでしょうか。今回は、私も利用している「自動入金サービス」を紹介します。
1.自動入金サービスとは
「自動入金サービス」というのは、自分が持っている銀行の口座から、自分の別の銀行の口座へと一定の金額を入金するよう依頼するサービスです。以下は、私が利用している住信SBIネット銀行の概念図です。このように、ある他行の口座から住信SBIネット銀行に資金移動ができるサービスです。
*住信SBIネット銀行サイト:定額自動入金|住信SBIネット銀行を参考に筆者作成
2.自動入金サービスを提供している銀行
2018年5月時点で、自動入金サービスを提供している銀行は、以下の銀行です。 それほど多くありません。この中でおススメの2つの銀行を紹介したいと思います。
- 住信SBIネット銀行:「定額自動入金」
- イオン銀行「自動入金サービス」
- ソニー銀行:「おまかせ入金サービス」
- じぶん銀行「定額自動入金サービス」
- ジャパンネット銀行「定額自動入金サービス」
3.住信SBIネット銀行(おススメ1位)
自動入金サービスであれば、まずは、住信SBIネット銀行(以下、「SBI銀行」)をおススメします!サービスは以下の通りです。
- 毎月5日または27日に指定金額を引落し、自動的にSBI銀行の口座へ入金。
- 手数料は無料。
- 1万円以上1千円単位で設定可能。
- SBI銀行への入金日は、原則、引落日の4営業日後。
- 利用用途に応じて、最大5件まで契約が可能。
SBI銀行の最大のメリットは、特に何も条件を満たさなくても、他行への振込手数料が1回無料になる点です。以下のように、無料の回数はランクごとに決まります。
私は、SBI銀行に海外ETFのための資金を貯金するとともに、SBI銀行を経由することで他行への振込を無料で行っています。毎月決まった口座へ振り込む必要がある人(ローン支払い、子供への仕送り等)にはメリットが大きいと思います。
*住信SBIネット銀行サイト:定額自動入金|住信SBIネット銀行を参考に筆者作成
特に条件を満たさなければ「ランク1」です。月末残高が「30万円以上」になれば「ランク2」になり、他行への振込手数料が3回まで無料になります。後述するイオン銀行よりも条件を満たしやすいと思います。
なお、ランクの判定条件については、以下で詳細をご確認ください。
スマートプログラム - ランク判定条件|住信SBIネット銀行
4.イオン銀行(おススメ2位)
2番目のおススメはイオン銀行です。サービス内容は、SBI銀行とほぼ同じです。しかし、普段イオンで買い物をしており、WAONのオートチャージを利用する等、イオンの経済圏にどっぷり入っているならイオン銀行が良いと思います。
- 毎月6日または23日に指定金額を引落し、自動的にイオン銀行の口座へ入金。
- 手数料は無料。
- 1万円以上1千円単位で設定可能。
- イオン銀行への入金日は、原則、引落日の5営業日後。
- 最大5件まで契約が可能。
イオン銀行は、ステージによって他行への振込手数料の無料回数や普通預金の優遇金利が決まっています。
*イオン銀行Myステージ |イオン銀行を参考に筆者作成
他行への振込手数料1回を獲得するにはシルバーステージにならなければならないので、ややハードルが高いです。 シルバーステージになると、普通預金の金利も0.1%になり、他行に比べて断然良くなります。
以下が、イオン銀行のサイトに記載された「イオン銀行スコア50点以上」の獲得例です。普段、イオンで買い物をしてWAONのオートチャージ等を利用しているならば、イオン銀行での自動入金サービスが良いと思います。
- イオンカードセレクトまたはキャッシュ+デビットの契約・・10点
- イオンカード利用代金の口座振替(2万円~4万円未満)・・20点
- WAONの利用金額(1円~1万円未満)・・10点
- WAONオートチャージの利用・・10点
(合計50点)
5.まとめ
給与口座にお金があると使ってしまうという人は、まず、上記のサービスを使って別の口座に移してみてはいかがでしょうか。積立て貯金として利用できます。
また、住信SBIネット銀行ではランクに従って何回かは他行への振込手数料も無料になりますので、この銀行を経由して無料で各種振込み(ローンの支払い、子供への仕送り)を行うことができます。
イオン銀行に関しては、優遇金利があるので、給与口座にずっと入れておくよりかはましだと思います。
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