金持ち弁理士、貧乏弁理士。

投資信託及び海外ETFによるインデックス投資により資産形成を目指します

暴落を待つ。調整局面が早く来てほしい。

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おはようございます。

たまにしか自分の証券会社の口座を確認しませんが、資産が増えていると嬉しいものです。しかし、20年、30年後の資産形成を目指している場合、どのような状況を望めばよいのでしょうか。

 1.積み立て投資で理想の形とは

私は、iDeCo及びつみたてNISAで毎月一定額を積み立てています。

積み立て投資を行う場合、対象の金融商品がどのような値動きを経て上昇すると、資産額がより大きく伸びるのでしょうか。

以下の本では、金融商品の様々な値動きパターンで 積み立て投資の評価額がどのように変わるかが検証されています。

例えば、以下のようなパターンが評価額が大きくなる傾向にあります。

  • 積み立て開始直後に暴落して、その後、ある水準まで価格が回復する。
  • 暴落後の低迷期はより長い方がよい。

こうなると、早く暴落が来てほしいですよね。

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2.暴落の底は深ければ深ければよい

「投資 4つの黄金則(ウィリアム・バーンスタイン著)」では、積み立て投資ではなく、「配当再投資」の観点ですが、株価の値下がりが最終的な評価額にどのように影響するかについて説明されています。 

 配当を定期的に再投資する場合でも、投資の開始直後により大きく下落したパターンが評価額の回復が早く、最終的なリターンも大きくなります。

したがって、若くて投資期間を長く取れる人は、大暴落を望むべきです。以下に本の一部を引用します。

ここからわかるのは、退職後の資金を貯めている若者は、株価の大暴落が起こるのを、ひざまずいて祈るべきだということである。そうすれば非常に安い値で、将来の資産を手に入れることができる。若い投資家にとって、株価の高い期間が長く続くのは不運であり、退職後の蓄えを何年間にもわたり、高く買わなければならない。

 

なお、「弱者のゲーム(チャールズ・エリス著)」でも、以下の質問を読者に提示し、配当再投資の観点では、どのような値動きが良いかを説明しています。

質問 あなたが投資するなら、どちらにしますか?

回答A 大幅に値上がりし何年間も高値圏にある株式

回答B 大幅に値下がりし何年間も低位にとどまっている株式

・・・(中略)・・・

したがって、長期的に正しい回答は意外なことにBである。これこそが、投資で成功し、精神的にも安定するための決めてかもしれない。

3.これからはどうなる?

リーマンショックから約10年が経過し、この10年は暴落から大きく右肩上がりで回復、そして、上昇してきました。もうそろそろ調整局面に入ってもいいような気がします。

このあたりで、暴落が入ってくれると個人的には嬉しいのですが(笑)

祈りして待ちたいと思います。

ひとまず、どのように株価が動くのかはわかりませんので、淡々と積み立てを継続していきたいと思います。

 

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