金持ち弁理士、貧乏弁理士。

投資信託及び海外ETFによるインデックス投資により資産形成を目指します

アメリカも日本も下落局面へ。「何もしない」ことが重要。

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おはようございます。

アメリカの株式が大きく下げました。

日本も日経平均は2万円を切りそうな勢いです。

このような下落局面ではどうすべきでしょうか。

1.敗者のゲームでは「何もしない」がよいと書かれている

インデックス投資に関する名著である「敗者のゲーム(チャールズ・エリス著)」では暴落のときの対処について書かれています。

うまくいって有頂天の時は、大火傷が待っていると思ったほうがよい。
落ち込んだ時は、夜明け前が一番暗いということを思い出そう。そして、何もしないことだ。

「何もしない」ことが薦められています。

このような下落局面で不安になり、売買する行為は良い結果になりません。

積み立ての自動設定がすでに設定されている人は口座の残高を見ないで、そのままやりすごしましょう。

 1.バンガードの元CEOのビル・マクナブの考え

バンガードの元CEOのビル・マクナブ(Bill McNabb)氏もまた、以下の記事において、ボラティリティが大きくマーケットが変動しているときに「何もしない」ことを薦めています。

以下のように「何もしない」でやり過ごすときの3つのルールを示しています。

長期でインデックス投資を行っている私にとっては、とても助けになる言葉です。

  1. 市場において変動が起きることは正常なことであり、長期的に見れば大したことではないと認識すること。
  2. 雑音を消し、投資から感情を除去すること。
  3. ボラティリティを自分の味方につけること。
www.vanguardcanada.ca

ルール1:長期的に見れば大したことではない。

iDeCoやつみたてNISAで積み立てを行っているならば、少なくとも20年という長期投資を志向しているはずです。この場合、このような下落は関係ありません。

つみたてNISAのサイトでも指摘されている通り、20年という期間を取れば、これまでの歴史を振り返ればプラスのリターンになっています。

以下のサイトの「Lesson 4 長期投資の効果について学ぼうを参照」

リンク:つみたてNISA早わかりガイドブック : 金融庁

ルール2:雑音を消し、投資から感情を除去すること。

長期投資を志向していたとしても、大きな変動が生じると、自分で策定した投資計画を変更したくなります。例えば、ポートフォリオを変更したり、持っているリスク資産を一旦売りたくなる衝動にかられます。

しかし、このような衝動は抑えるべきです。市場の変動に合わせてポートフォリオを変更したり、売買を行うことは多くの場合上手くいきません。

自分の感情を排除して「何もしない」ように心がけたいと思います。

ルール3:ボラティリティを自分の味方につけること。

ルール3の原文「Make volatility work for you」ってのはすごく良い言葉です。

ボラティリティが生じることが自分の利益になると考えることは、今生じている下落局面においては非常に大事な考えだと思います。

下落局面で買付を定期的に行う、すなわち、ドルコスト平均法によって投資を継続することで、買付平均価格が低下して、将来の回復局面で自分の資産が大きく上昇することになります。

上記の教えに従って、自身の投資方針を守って、投資を継続していきたいと思います。

今回の記事が少しでも参考になれば。

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