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高配当再投資戦略の人は、今こそ再投資を

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おはようございます。

資産運用に関して、いわゆる、ジェレミー・シーゲルの赤本の影響を受けて、配当再投資戦略を取っている人がいると思います。

シーゲルの赤本では、配当再投資によりインデックスよりも高いリターンが得られる事実が記載されています。

例えば、フィリップモリスの銘柄がインデックスよりも高いリターンであった事実が記載されています。

シーゲルの分析によると、フィリップモリスが訴訟を抱えて、株価が低迷していた時期でも再投資することで、その後の上昇局面で、その配当で積み増した株式分がブーストの役割を果たし、高いリターンを得ることができたとのことでした。

 

配当再投資の戦略でどのような銘柄を選択しているかは人それぞれだと思います。

ただ、今のように大きく市場が下げている局面で配当再投資ができなければダメだと思います。

今、受領した配当を再投資するのに躊躇するようであれば、戦略の変更を考えた方がよいと思います。

 

私は、シーゲル本を読んで、配当再投資も戦略の一つとして考えましたが、採用することなく、主にインデックス投資でいくことに決めました。

それは、あまり自分自身が選ぶ銘柄に自信が持てなかったためです。

この銘柄が20%、30%、40%と下落して低迷したときでも、配当を速やかに再投資するできるか自問自答したときに、絶対に手が止まるなと思ったのです。

日本にはDRIP制度がないので、自動的に配当再投資ができません。

自分で買付の作業を行わなくてはなりません。

先週のような相場でも、躊躇なくその作業ができる人が、やっぱり配当再投資の戦略を取るべきだろうし、そういう人がインデックスよりも高いリターンを得ることができるのだろうと思います。

 

私は上記の理由により、インデックスに主に投資していくことに決めました。

一つは、インデックスであれば低迷期であっても自信を持って買付できること、二つめに、インデックスであれば投信の自動積立て設定で、自分の感情を排除して投資を継続できる点です。

 

いまの時点で、戦略の変更もありだとは思います。

このような時期でも自分が最初に設定したルールのもとに投資が継続できるか、一旦、見直してみるのもいいかもしれません。

 

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所謂、シーゲルの赤本です。配当再投資戦略でインデックスよりも高いリターンを実現しうる点が記載されています。

こちらは、シーゲルの緑本。

株式に関して様々なデータが掲載されており、個人的には赤本よりおすすめです。

株式投資 第4版

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