金持ち弁理士、貧乏弁理士。

投資信託及び海外ETFによるインデックス投資により資産形成を目指します

拠出率を上げるとパフォーマンスが劇的に良くなる Part 2

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おはようございます。

バンガードのサイトにある「日本の投資家の皆さまが成功する投資家になるためのバンガードの4つの基本原則」という資料について紹介致します。

 1.4つの基本原則

 バンガードのサイトにおいて、「バンガードについて」⇒「投資哲学」と進むと、「日本の投資家の皆さまが成功する投資家になるためのバンガードの4つの基本原則」という資料がPDF版で公開されています。今回は、その内容の一部について考えたいと思います。  

www.vanguardjapan.co.jp

 バンガードグループは世界最大級の運用会社です。バンガードは個人投資家および機関投資家のニーズに合った高品質で低コストの幅広いミューチュアルファンドとフィナンシャルサービスの提供を行っております。 

2.拠出率の増加が目標の達成に対して及ぼす効果

 「日本の投資家の皆さまが成功する投資家になるためのバンガードの4つの基本原則」では、拠出率の増加が目標の達成に対して及ぼす効果について検討されています。

今回は、この内容が現実的に可能なのか、また、私たちはどうすべきであるか、を考える材料にしたいと思います。詳細な内容を見たい方は、上記のリンクから資料を見ていただければと思います。以下の運用ケースが検討されています。

毎年一定額(50万円)を拠出(積み立て)し、毎年の拠出額を5%ずつ増加させていくケースを用意します。これは、1年目は50万円を拠出し、2年目は52万 5,000円を拠出し、3年目は55万1,200円を拠出し、、と拠出額を毎年5%ずつ増やしていく、ということを意味します。これの比較対象として、「毎年の拠出額を増加させないケース」も用意します。これら2つのケースについて、目標額(5000万)を達成できる時期が比較されています。比較結果に関する記載を引用します。

「拠出の増加なし」の場合、毎年の拠出額は変わらず、投資家は目標達成のためにほとんど市場リターンのみに依存することを前提にしています。一方、拠出額を毎年5%(2年目52万 5,000円、3年目55万1,200円など)、あるいは毎年10%増やすだけで、5,000万円の目標達成に必要な時間を大幅に短縮できる可能性があります。

「日本の投資家の皆さまが成功する投資家になるためのバンガードの4つの基本原則」、P27

  このような結果から、期待リターンの高いポートフォリオを組むことに血眼になるのではなく、「期待リターンが低いけれども、リスクも低い運用で、毎年の拠出額を上げていくやり方」を実施する方が賢明だな、と思いました。 

3.この通り運用できるか?

 バンガードの上記の資料の趣旨はわかりました。しかし、上記のような運用が実際できるか、普通考えてみますよね(笑)。

まず、毎年の拠出額が50万円というは比較的実現できそうです。

iDeCoの拠出が満額で年27万6千円、つみたてNISAが年40万円の枠なので、iDeCo及びつみたてNISAを満額で積み立てれば、年額67万円ですね。

一方で、「増加率5%」で拠出額を増やしていくのはかなり厳しいと思います。最初の数年は大丈夫かもしれませんが、5年も経つと複利の効果で拠出率を5%上げるのは厳しくなります。毎年5%ずつ手取り収入が増えていけばいいんですが、それって今の日本で現実的ではないですよね。

「増加率5%」は「効果を見えやすくするための設定」であって、毎年少しずつでも拠出額を上げていくことが重要なんだと思います。 

4.現実的な解とは?

少しでも毎年の拠出額を増やしていくという観点から、現実的な解を考えていく必要があります。

以前の記事で紹介しましたが、毎月の拠出に対して、ボーナスなどの一時所得も追加で拠出していくことが現実的だと思います。以下の記事の通り、ボーナスの一部を追加で拠出していけば、20年で運用額2000万~3000万近くも見えてきます。

上記のバンガードの資料は他にも有益な情報がありますので、時間があるときに読むことをおすすめします。

   

 過去の記事です。毎月の積み立てに「ボーナスの一部」も拠出していくと、パフォーマンスが劇的に良くなります。

www.hiro-pat.net

  

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