金持ち弁理士、貧乏弁理士。

投資信託及び海外ETFによるインデックス投資により資産形成を目指します

バフェットの遺言。僕は、同じように、妻に「S&P500に投資しておけ」とは言えない。

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おはようございます。

バフェットの遺言は、私がS&P500に連動するETFや投資信託を定期的に積み立てるきっかけを与えてくれました。

 

1.バフェットからの手紙

2013年の「バフェットからの手紙」で、バフェットは、妻への相続のための信託で次のように述べています。

現金の10%を政府短期債で、残り90%はS&P500のインデックスファンドで運用するよう指示しました(超低コスト投信で知られるバンガード社の投信を勧めます)。こうした方針をとることにより、高額な手数料をとる運用者を抱えている他の投資家よりも、長期では優れた結果を残せると確信します。

バフェットは、S&P500に連動する投信への投資を薦めています。

2.S&P500に連動する商品への投資

ブログ村のインデックス投資や米国株の分野では、S&P500への投資を志向する方が何人かいらっしゃいます。私もその一人です。

S&P500を構成する会社が、アメリカの代表的な企業(世界的にも有名なグローバル企業)で構成されている点、ITバブルやリーマンショックを経ても右肩上がりで成長している点から、今後の成長も期待できます。

バフェットが言っているからというだけで、100%保証されるものではないのは事実ですが、世界的な投資家が、アメリカの代表的な指数に連動する商品へ投資しておけばとよい、と言っていてくれる点は我々の後押しになります。

3.しかし、自分の家族にはどうすればよいのか?

ところで、皆さんは、上記のバフェットの遺言を読んだときにどう思われましたか?

私にとっては、自分が続ける投資を後押ししてくれるものではありましたが、同時に、家族にどのような形で資産を残すべきか、どのような指示をすべきなのか、という課題も突き付けられました。

私の場合、妻に「S&P500に投資しておくように」という指示は無理です。それは、以下の理由からです。

  1.  妻は投資に全く興味がない。
  2. 投資に興味がないので、手間がかかることは当然のことながら嫌がる。

ということで、私の資産運用の仕方をそのまま妻に踏襲させるのは無理です。

バフェットの真似をして、「S&P500に投資しておけ」といったところで、

何それ。知らないし、面倒なこと止めて。

といか言いそうです。

仮に、S&P500等のインデックス投資の有効性が説明できたとしても、妻のリスク許容度が実際のところどの程度あるかも分かりません。

変動あっても気にするなと言葉を残しても、私が死んだ後にリーマンショック級の暴落が来て、株式クラスが40~50%程度下落したら、、

あいつ、何てもの遺しやがったんだ。私のこと全然考えてない!

って妻に言われそうです(すでに死んでるので、何を言われてもいいんですが)。

そんなこんなで色々と考えていたのですが(まだ30代後半なのに、そんなしょうもないことを考えていた)、以下の観点で資産を妻に引きつぐのが良いかなと思いました。

  1. 預貯金だけではなく、ある程度の金額を運用に回す。
  2. 運用に回した方は、リバランス等の手間はかからないようにする。
  3. 運用しながら取り崩せる形にする。

上記の観点から、リバランスの必要のないシンプルなバランスファンドの投信で資産を残し、SBI証券の投資信託定期売却サービスを利用して、毎月一定額を自動で売却する仕組みにしておくのがよいかなと思いました。

バランスファンドはそうですね、将来残っているかどうかわかりませんが、今度新規で設定される楽天・インデックス・バランス・ファンドあたりのシンプルな形のが良いと思っています。あと、妻は楽天好きなので、「楽天」って名前が付いているとちょっと安心感があるかもしれません(笑)

均等型( 株式 50:債券 50)か、妻の性格を考えると、債券重視型 (株式 30:債券 70)の選択もあり得ます。

バランスファンドの詳細は、色々なところで紹介されていますが、ちゅり男先生のブログが私はいつも参照しています。

www.churio807.com

 

自分が歳をとった頃には、資産を上記のようにバランスファンドに徐々にスイッチしていくことでしょう。スイッチするときに税金のコストもかかりますが、変な形で残すよりは良いかな。

ところで、今思ったけど、なんで自分が先に死ぬって前提なんだろう。。

 

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以前のS&P500について記載した記事です。 

www.hiro-pat.net