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米中貿易摩擦の米GDPへの影響はそれほど大きくない?

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おはようございます。

今、マーケットで懸念事項になっていることは、米中の貿易摩擦です。

 1.ゴールドマン・サックス・アセット・マネジメントのレポート

ゴールドマン・サックス・アセット・マネジメントの以下のレポートでは、中国との貿易摩擦によるアメリカのGDPへの影響が試算されています。

貿易摩擦により投資家の心理面が悪化していますが、この試算によると、その影響は0.1%未満とのことです。

この試算は、現在対象となる鉄鋼・アルミニウムだけでなく、今後導入される可能性がある自動車等の製品も含めた試算です。

貿易摩擦は大きく取り上げられていますが、たとえ自動車等が追加関税の対象となったとしても影響は小さいそうです。

ただ、トランプ氏は予想外の発言がたまに飛び出しますし、今後も動向は見ていく必要があるかと思います。

リンク先:グローバル先進国株式市場

2.現在の指数の状況

貿易摩擦の懸念があるものの、好調な企業業績を背景に、S&P500の値は2月の調整から戻しています。

以下はS&P500のチャートです。2月の調整の直前の値の近くまで戻しています。 

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 出所:Yahoo Finance

 

一方で、中国の方は低迷しています。

以下の記事は7月あたまのものですが、中国市場における投資家の心理面は良くなっておらず、上海総合指数は下落基調です。

以下に半年間のチャートを載せます。

中国の方への影響の方が大きいとの見方でしょうか。

焦点:中国株、対米貿易摩擦による下落局面に終息の兆し見えず | ロイター

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 出所:Yahoo Finance

ただ、中国を中心とした新興国の指数に連動する商品を積み立てている私としては、下がっている状況はチャンスかなと思い、淡々と積み立てていきたいと思います。

3.気になる点

ところで、上記のゴールドマン・サックスのレポートでは、先進国株式市場の見通しについても述べられています。

アメリカは底堅く推移している印象に見えますが、気になる点は今後のアメリカの成長率が落ち着いてくることでしょうか。

トランプ政権の減税政策により今期でピークアウト、来期は成長も落ち着いてくる予想です。

そうなると、ここからアメリカの市場は、ここから大きく伸びるのは難しいですね。 

 今後もアメリカ市場の展開は注視していきたいと思います。

 

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