おはようございます。
トルコリラの急落の影響で新興国の経済の先行き不安から、各国の株式指数が下げています。
1. 中国株式の不調
トルコリラ安の一服感はありますが、昨日の日経平均は上海株安を受けて一段安となりました。ここ最近の中国の株式は米国との貿易摩擦の影響で下落が続いていますね。
以下は上海総合指数のここ一年のチャートです。2018年2月からずっと下がり基調です。
出所:Yahoo ファイナンス
2.新興国株式の不調
中国株式は新興国株式のインデックスにおいて多くの割合を占めています。
ここ1年のeMAXIS slim新興国のパフォーマンスを見てみます(青色)。
比較として、eMAXIS slim先進国のパフォーマンスも載せました(赤色)。
出所:Yahoo ファイナンス
先進国は2月の調整から回復しています。
これに対して新興国は、2月の調整前のピークから10数ポイント落ちていますね。
これからトルコリラ安をきっかけとして、新興国経済への不安が連鎖的に起きて、さらに新興国株式が安くなるかもしれませんね。
ただ、こういったときに積み立てを止めないことが重要だと思います。
こういった下落局面において、ドルコスト平均で積み立てた場合、より多くの口数が買い込めるわけですから、新興国株式インデックスについて淡々と積み立てを続けていきたいと思います。
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以前の記事です。バブル崩壊後の日本という最悪の環境でも積立て投資を続ければ利益が出るという事実を紹介します。