金持ち弁理士、貧乏弁理士。

投資信託及び海外ETFによるインデックス投資により資産形成を目指します

20年間の積立投資した場合の投信ランキング。1位は、、

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おはようございます。

国内公募の追加型株式投資信託(ETFを除く)を対象に、2019年3月までの過去20年間で毎月積立投資をした場合のリターンのランキングが日経新聞に載っています。 

 1.投信ランキング

国内公募の追加型株式投資信託を対象に、2019年3月までの過去20年間で毎月積立投資をします。

毎月1万円ずつ投資した場合の積立総額の240万円に対して、どのくらいのリターンになったでしょうか。

www.nikkei.com

1位は「ミリオン(ジャパン ドリーム ポートフォリオ) 」でした。

こちらは、240万円に対し、資産額が1145万円になります。

年率のリターンに換算すると、約13%でしょうか。

かなり良いリターンですね。

2.「ミリオン(ジャパン ドリーム ポートフォリオ) 」の価額推移

上記の「ミリオン」は給与天引きの積立投資専用ファンドです。

信託報酬は、年1.6416%(税抜年1.52%)でかなり高いです。

なぜここまで大きなリターンが得られたのでしょうか。

基準価額の推移も見てみます。

以下は、野村アセットマネジメントのサイトからの引用になります。

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1999年4月1日に基準価額は10,215円でスタート。

その後、ITバブルが崩壊した後、2002年の年末(12月27日)には9,504円まで下落しています。

その後、上昇していき、一時30000円を超える場面があります。

しかし、リーマンショック後の2009年2月~4月あたりでは、積立て開始時期とほぼ同じ基準価格10,000円近くまで下落します(例えば、2009/3/6時点で10,127円)。

積み立て開始からちょうど10年ほど経った時点で、積立て開始時期とほぼ同じ基準価額です。

ただ、ITバブル崩壊後やリーマンショック後のかなり忍耐のいる場面で積立てを続ければかなり多くの口数を買い込めます。

それにより、アベノミクスの開始後に利益が大幅に乗ってきます。

これを見る限り、利益を実感できるまでに、積立て開始から12、3年程度待たねばなりません。

 

上記の「ミリオン」は給与天引きの積立投資専用ファンドですが、これを20年買い続けた人ってのはいたのでしょうか。いたとしても一握り。 

こういったファンドが存在するというのは、夢はありますが、このようなインデックスに勝るリターンを出すファンドを事前に予測するのは不可能です。

さらに、10年経ってもほとんどリターンが出ていない状態を耐えることも必要でした。

積み立て投資をする上では、長期で行えば必ず上がっていくと信じれるものに投資することが重要です。そうでなければ長期に続けることはできません。

自分は上記のようなファンドを20年積立て続ける自信はありません。

やっぱり、インデックスを積み立てていくのが自分には一番合っていると感じました。

アクティブファンドも頑張って欲しいですが、私はインデックス投資を続けていきたいと思います。

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