金持ち弁理士、貧乏弁理士。

投資信託及び海外ETFによるインデックス投資により資産形成を目指します

老後に2000万、3000万を用意するにはいくら積み立てていけば良いか

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おはようございます。

老後の生活費として2000万の蓄えが必要というニュースがしばらく前から話題になっています。

金融庁のレポートは全うな内容で、最も大事なことは、自分自身で老後にどれだけ必要かを検討・計算して、そのために準備しましょうということを言っています。

ただ、平均の計算でも2000万の不足と言われると不安になります。

今回は、老後に2000万、3000万近く用意するにはどの程度の積立てが必要かという点を「現在の自分の積立て額」から考えてみたいと思います。

 1.毎月積み立てのみ

ひとまず、頑張って、毎月5万円で積み立てするとします。

毎月5万という設定は、iDeCoとつみたてNISA両方をやってる自分の状況を想定しました。iDeCoで毎月23,000円、つみたてNISAで33,000円積み立てています。

現在私はアラフォーなので、年率3%のリターン、年率5%のリターンの2つの例で、20年積み立てた結果を見てみます。

なお、今回の計算は、以下のサイトで行いました。

【しっかり】積立合計額シミュレーション|知るぽると 

  • 年率3%・・・15,356,292円
  • 年率5%・・・18,225,072 円

20年後に年率でどの程度のリターンが得られているかはわかりませんので、保守的な見通し(3%)、楽観的な見通し(5%)の両方で出しました。

20年後というと60歳くらい。2000万には届きませんね。

2.毎月積み立て+ボーナス買付け(年20万)

次に、毎月5万円で積み立てするとして、ボーナス月に追加で10万円ずつ(ボーナスは年2回として、合計20万円)積み立てるとしましょう。

年率3%のリターン、年率5%のリターンの2つの例で、20年積み立てた結果を見てみます。

  • 年率3%・・・ 20,309,876円 (ボーナス積立無しと比較:+4,953,584円
  • 年率5%・・・ 23,829,140円 (ボーナス積立無しと比較:+5,604,069円

この場合だと、保守的な見通し(3%)、楽観的な見通し(5%)の両方で20年で2000万を超えてきますね。

ボーナス月に10万ずつ足すだけで、2000万円の目標は達成できそうです。 

実際には、ボーナス月で追加で積立てする場合は、課税口座(特定口座)になりますので、取り崩すときには利益に対して20%税金がかかります。

ここからは少し目減りするでしょう。

3.毎月積み立て+ボーナス買付け(年40万)

更に、毎月5万円で積み立てするとして、ボーナス月に20万円ずつ(ボーナスは年2回として、合計40万円)積み立てるとします。

年率3%のリターン、年率5%のリターンの2つの例で、20年積み立てた結果を見てみます。

  • 年率3%・・・ 25,263,466円 (ボーナス積立無しと比較:+9,907,174円
  • 年率5%・・・ 29,433,275円 (ボーナス積立無しと比較:+11,208,203円

この場合だと、保守的な見通し(3%)でも2000万を大きく超えてきます。

楽観的な見通し(5%)の方で3000万近くまできますね。

ボーナス月に20万ずつ足すと、 ひとまず2000万は達成できそうです。

4.まとめ

上記の結果を見ると、現在の毎月の積み立て金額(5万円)を継続していき、且つ、ボーナス月に追加で、10万或いは20万を追加していけば、2000万~3000万は達成できそうです。

65歳~70歳くらいまで働いて積立てを25年以上続ければ、より確率は高まると思います。

上記の結果で、20年以上の期間を取るならば、ひとまず毎月5万+ボーナス月に+αしてけば、2000万は達成できそうですから、現在40歳くらいの人でも十分に資産形成は可能であると思います。 

今回の記事が皆さまの役に立てば。 

上記で紹介したサイトで自分自身の積み立て額とボーナス積立てを入れてみて見通しを調べるのは良いと思います。

毎年の積立て額が少しでも多くなるように一緒に頑張りましょう。  

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